動画撮影では、センサーや画像処理の回路、バッテリーが休みなく働いて熱を出し続けます。カメラは内部の温度が上がりすぎると、部品や撮影者を守るために自動で記録を止め、電源を切ります。これが熱停止です。4K・高フレームレート・高ビットレート、暑い場所・直射日光で起きやすく、液晶を本体から離す、日陰で撮る、外部電源を使うなどで起きにくくできます。
熱停止が起きやすい条件
- 4K、60p以上、高いビットレートでの記録(4K・ビットレート)
- 夏の屋外、直射日光が当たる場所、風通しのない室内
- 小さく薄いボディ(熱を逃がす余地が少ない)
- カメラ内で充電しながらの撮影(バッテリー自体が熱くなる)
対策
| 対策 | 内容 |
|---|---|
| 高温時の設定 | 温度が上がっても記録を続ける「自動電源OFF温度」の設定がある機種も。説明書の注意を必ず読む |
| 液晶を開く | バリアングル液晶を本体から離すと、熱がこもりにくくなることがある |
| 日陰・日傘 | 直射日光を避けるだけで温度上昇が抑えられる |
| 設定を下げる | 4KからフルHD、60pから30pにする |
| こまめに止める | 必要な場面だけ撮り、待ち時間は電源を切る |
| 外部電源・ダミーバッテリー | 本体内のバッテリーの発熱を減らせる(USB給電) |
熱で止まったカメラを、冷蔵庫や保冷剤で急に冷やすのは避けましょう。急な温度変化で結露するおそれがあります(結露)。日陰で自然に冷ましてから使います。夏の車内に置きっぱなしにするのも危険です(夏の車内)。
熱停止までの時間の目安を、メーカーが取扱説明書や仕様で公開していることがあります。長時間の撮影が多い人は、買う前に確かめておきましょう(Vlog用カメラの選び方)。