ジンバルは、モーターでカメラの傾きや向きを一定に保ち、歩きながらでもなめらかな動画を撮るための道具です。カメラの手ブレ補正は、小さく速い揺れを打ち消すのは得意ですが、歩く・走るときの大きな揺れまでは消しきれません。歩き撮りや動きのある映像作品を作るならジンバル、立ち止まって撮る記録中心ならカメラの手ブレ補正で足りることが多いです。
手ブレ補正とジンバルの違い
| 種類 | しくみ | 得意なこと | 苦手なこと |
|---|---|---|---|
| ボディ内・レンズ内手ブレ補正 | センサーやレンズを動かして揺れを打ち消す(ボディ内手ブレ補正) | 手の細かい震え | 歩く上下の揺れ、大きな傾き |
| 電子手ブレ補正 | 映像の周りを切り取り、揺れた分ずらす(手ブレ補正の設定) | 歩き撮りの揺れ | 画角が狭くなる、暗い所でブレが残る |
| ジンバル | モーターでカメラ全体の向きを保つ | 歩き・走り、なめらかなカメラワーク | 重さ・準備の手間・充電 |
ジンバルなしで揺れを減らすコツ
- 広角で撮る:広角ほど揺れが目立ちにくくなります(広角レンズ)。
- ひざを曲げて歩く:かかとから着地せず、すり足ぎみに歩くと上下の揺れが減ります。
- カメラを体に近づける:ひじを体につけ、ストラップをピンと張ると安定します(構え方)。
- 三脚・一脚を使う:動かないカットは固定が一番です(ミニ三脚・一脚)。
- 編集ソフトで補正:多くの編集ソフトに揺れ補正の機能があります(編集ソフト)。
ジンバルは、カメラとレンズの合計の重さに対応したものを選び、使う前にバランス調整が必要です。レンズを替えるたびに調整し直すことになるので、よく使う組み合わせを決めておくと楽です。