Q.184動画

動画のシャッタースピードはどう決める?

公開日  運営:カメラの疑問100運営事務局

動画のシャッタースピードは、「1 ÷(フレームレート × 2)」秒が目安です。30pなら1/60秒、24pなら1/48秒(近い1/50秒)、60pなら1/120秒(近い1/125秒)になります。これは映画用カメラの回転シャッターの開き角が180度のときと同じ露光時間であることから、「180度ルール」と呼ばれます。動きに適度なブレが入り、自然になめらかに見えます。

速すぎ・遅すぎるとどうなる?

シャッタースピード見え方
目安より速い動きの1コマ1コマがくっきり止まり、パラパラとカクついて見える
目安くらい自然なブレでなめらか
目安より遅いブレが大きく、ぼんやりして見える。1/フレームレートより遅くはできない

フレームレートごとの目安は動画のシャッタースピード計算で確かめられます。

日中に明るすぎるとき

晴れた屋外で1/60秒にすると、ISO感度を一番下げて絞っても明るすぎることがよくあります。そこで、NDフィルターで光を減らしてシャッタースピードを目安に保ちます(NDフィルター・ND計算)。光の量を変えられる可変NDフィルターは動画でよく使われます。

  • 絞りすぎると背景がぼけにくくなり、回折で甘くもなります(絞りの効果)。
  • 「目安から外れたら絶対ダメ」ではありません。スポーツの一部をスロー再生用に細かく見せたいときなど、あえて速くすることもあります。

照明のちらつきに注意

蛍光灯やLED照明の下では、電源の周波数とシャッタースピードが合わないと、画面がちらついたり縞が流れたりします。東日本(50Hz)では1/50秒・1/100秒、西日本(60Hz)では1/60秒・1/120秒に合わせると、ちらつきが減ることがあります。フリッカー低減機能がある機種は使いましょう。

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