レンズのカビとクモリは、レンズの後ろからペンライトなどで光を当て、前から斜めにのぞくと見つけやすくなります。カビは、糸のようなクモの巣状の模様や、白い点が集まったように見え、クモリは、全体が白っぽくかすんで見えます。ふつうに見るだけでは気づきにくいので、光を当てて確かめることが大切です。
確かめ方
- レンズをカメラから外し、前後のキャップを取ります。
- 後ろ側からペンライト(スマホのライト)で光を当てます。
- 前から、角度を少しずつ変えながらのぞき込みます。
- 前からも光を当て、後ろからのぞいて反対側も確かめます。
- ズームレンズは、ズームを動かして中のレンズの位置を変えて見ます。
見え方の違い
| 種類 | 見え方 | 写りへの影響 |
|---|---|---|
| カビ | 糸状・クモの巣状・点の集まり | 広がるとコントラスト低下。ほかの機材への影響も心配(カビは直せる?) |
| クモリ | 全体が白っぽくかすむ | 逆光で白っぽくなりやすい |
| チリ(ほこり) | 小さな点がぽつぽつ | 少しならほとんど影響しないことが多い |
| 拭き跡・コーティングのはがれ | 表面の線・むら | 程度による |
| バルサム切れ | 貼り合わせたレンズの間がにじんだように見える | 修理が難しいことがある |
カビを防ぐには、湿気の少ない場所で保管し、ときどき使うことが大切です(防湿庫・保管方法)。中古レンズのほかのチェックは中古レンズで確かめるべきところを参照してください。