レンズ内部のカビは、メーカーや修理業者で分解清掃すれば取れることがあります。ただし、カビが長くはびこってガラスのコーティングや表面が傷んでいると、清掃しても跡が残ることがあります。費用はレンズの構造で変わるため、見積もりを取り、レンズの価値と比べて判断しましょう。
修理するかの判断
| 状況 | 考え方 |
|---|---|
| 前玉の表面だけ | 表面の汚れなら、ふつうの掃除で取れることもある(レンズの掃除) |
| 内部に小さなカビ | 写りへの影響は小さいこともあるが、広がる前に清掃の見積もりを |
| 内部に広くカビ・くもり | コントラストが落ちる・逆光で白っぽくなる。清掃費用とレンズの価値を比較 |
| 修理受付終了のレンズ | 修理業者に相談(修理受付終了) |
自分で分解しない理由
- レンズは精密に組み立てられていて、元に戻しても光軸やピントがずれることがあります。
- 分解した形跡があると、メーカー修理や買取で不利になることがあります。
- カビ取りの薬品でコーティングを傷める可能性があります。
ほかの機材への影響と予防
カビの生えたレンズを、ほかのレンズやカメラと同じ狭い容器に入れておくのは避けたほうが安心です。保管は湿気の少ない場所で、ときどき使って光に当てることが予防になります(防湿庫・保管方法)。
カビのあるレンズも、状態を正直に書けば売ることはできます(ジャンクでも売れる?・レンズを売るときのポイント)。