SDカードは、①カメラが対応している規格(SDHC・SDXCなど)②必要な容量 ③必要な書き込みの速さの3つで選びます。まずカメラの使用説明書の「使えるカード」の欄を確かめ、そのうえで動画を撮るならビデオスピードクラス(V30など)、連写が多いなら速いカードを選びます。容量は、1枚のカードに入れすぎず、何枚かに分けて使うとトラブルのときの被害を小さくできます。
カードの表示の読み方
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| SD / SDHC / SDXC | 容量の規格。SDは2GBまで、SDHCは4〜32GB、SDXCは64GB〜2TB。カメラが対応している規格のカードしか使えません |
| スピードクラス(C2・C4・C6・C10) | 最低限保証される書き込みの速さ。数字が MB/秒(C10は10MB/秒) |
| UHSスピードクラス(U1・U3) | U1は10MB/秒、U3は30MB/秒 |
| ビデオスピードクラス(V6〜V90) | V30は30MB/秒、V60は60MB/秒、V90は90MB/秒。動画撮影の目安に使われます |
| UHS-I / UHS-II | カードと機器のやりとりの方式(バス規格)。UHS-IIの速さは、カメラ・カードリーダーの両方が対応していないと出ません |
| 読み込み○○MB/秒 | パッケージに大きく書かれることが多い最大の読み込み速度。撮影で大事なのは書き込みの速さです |
スピードクラスのくわしい意味はSDカードのスピードクラスとは?で説明しています。
使い方別の選び方
| 使い方 | 考え方 |
|---|---|
| 写真が中心(連写は少なめ) | カメラの対応規格の範囲で、容量を中心に選ぶ |
| 連写が多い(スポーツ・野鳥・子ども) | 書き込みが速いカード。UHS-II対応カメラならUHS-IIのカードで連写後の書き込み待ちが短くなることがある |
| 動画(4Kなど) | カメラの使用説明書で、その記録形式に必要なスピードクラスを確かめる。V30以上を求める機種が多い |
| 長時間の動画・タイムラプス | 容量に余裕を持たせる(動画の記録時間の計算) |
必要な容量はメモリーカードの容量はどれくらい必要?、使うカードの種類がSDカード以外(CFexpressなど)のカメラはCFexpress・XQDカードとは?を参照してください。
買うときの注意
- 信頼できる販売店で買う:表示どおりの容量や速さが出ない偽物の報告もあります。極端に安いものは避けましょう。
- 届いたらカメラでフォーマット:使い始める前に、そのカメラで初期化します(フォーマットはいつする?)。
- 大事な撮影の前に試し撮り:連写や動画が途中で止まらないか確かめます。
- 予備のカードを持つ:カードの故障や容量切れに備えます。
ダブルスロットのカメラでは、2枚に同じデータを同時に記録する設定(バックアップ記録)を選べる機種があります。大事な撮影で役に立ちます。
出典:SD Association(容量の規格)、Kingston「Memory card speed classes」