ボディ内手ブレ補正はカメラの中でセンサーを動かしてブレを打ち消し、どのレンズを付けても効くのが特徴です。レンズ内手ブレ補正はレンズの中の補正用のレンズを動かして打ち消し、望遠レンズで効果を出しやすいとされています。両方を持つ組み合わせでは、カメラとレンズが協力して補正する機種もあります。カタログの「○段」は、補正なしより何段遅いシャッタースピードまでブレを抑えられるかを表す値です。
2つのしくみ
| ボディ内手ブレ補正 | レンズ内手ブレ補正 | |
|---|---|---|
| 動かすもの | センサー | レンズの中の補正レンズ |
| 効くレンズ | 付けたレンズすべて(アダプター経由のレンズも、焦点距離を設定すれば効く機種がある) | 補正機構を持つレンズだけ |
| 得意なこと | 回転方向のブレの補正にも対応する機種が多い | 望遠レンズでの補正 |
| 一眼レフの光学ファインダー | ファインダー像は止まらない | ファインダー像も安定する |
「○段」の意味
「5段」なら、補正なしで手ブレしないシャッタースピードより、2⁵=32倍長い時間まで手ブレを抑えられる、という意味です(「1段」とは?)。多くのメーカーは、カメラ映像機器工業会(CIPA)の規格に沿って測った値を載せていますが、どの焦点距離・どのレンズで測った値かは注記で確かめてください。実際の効果は、撮る人の構え方や状況でも変わります。
手ブレ補正が効かないもの
- 被写体ブレ:被写体が動いて起きるブレは補正できません(被写体ブレと手ブレの違い)。
- 大きく速い揺れ:歩きながらの動画などは、電子手ブレ補正やジンバルを使います(ジンバルは必要?)。
- 三脚使用時:機種によっては三脚の上では補正をオフにするよう案内されています(手ブレ補正はいつオフにする?)。
手ブレしにくいシャッタースピードの目安は手ブレの目安の計算で確かめられます。