Q.038レンズの基礎と選び方

広角レンズは何を撮るのに向いている?

公開日  運営:カメラの疑問100運営事務局

広角レンズ(35mm判換算でおおむね35mmより短い焦点距離)は、広い範囲を一度に写せるので、風景、建物、狭い室内、星空、旅行のスナップに向いています。近づいて撮ると手前が大きく、奥が小さく写り、奥行きが強調されるのも特徴です。一方で、画面の端に写る人物の顔が引き伸ばされる、カメラを傾けると建物が倒れて見える、といった注意点があります。

焦点距離の目安(35mmフルサイズ)

焦点距離対角線の画角使いどころ
14mm約114°星空、大きな建物、狭い室内
16〜20mm約107〜94°風景、室内、ダイナミックな構図
24mm約84°風景、旅行、街並み
28〜35mm約75〜63°スナップ、旅行、日常

広角で上手に撮るコツ

  • 手前に何かを入れる:花や岩、道などを手前に大きく入れると、奥行きが生まれます(風景写真のコツ)。
  • 写るものを整理する:広く写るぶん、余計なものも入りやすくなります。四隅まで確かめます。
  • カメラを水平・垂直に保つ:建物の縦の線が倒れて見えないよう、水準器を使います(建物をまっすぐ撮るには?、水準器の表示)。
  • 人物は画面の中央寄りに:画面の端ほど引き伸ばされて写りやすくなります。

注意点

  • ゆがみ:直線が曲がって写る「歪曲収差」が出やすいレンズがあります。カメラやソフトで補正できることが多いです(歪曲収差とは?)。
  • フィルター:超広角レンズは前玉が出っ張っていて、ねじ込み式のフィルターを付けられないものがあります(フィルター径)。
  • 太陽が入りやすい:ゴーストやフレアが出たら、手で光をさえぎるか構図を少し変えます(レンズフード)。
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