広角レンズ(35mm判換算でおおむね35mmより短い焦点距離)は、広い範囲を一度に写せるので、風景、建物、狭い室内、星空、旅行のスナップに向いています。近づいて撮ると手前が大きく、奥が小さく写り、奥行きが強調されるのも特徴です。一方で、画面の端に写る人物の顔が引き伸ばされる、カメラを傾けると建物が倒れて見える、といった注意点があります。
焦点距離の目安(35mmフルサイズ)
| 焦点距離 | 対角線の画角 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 14mm | 約114° | 星空、大きな建物、狭い室内 |
| 16〜20mm | 約107〜94° | 風景、室内、ダイナミックな構図 |
| 24mm | 約84° | 風景、旅行、街並み |
| 28〜35mm | 約75〜63° | スナップ、旅行、日常 |
広角で上手に撮るコツ
- 手前に何かを入れる:花や岩、道などを手前に大きく入れると、奥行きが生まれます(風景写真のコツ)。
- 写るものを整理する:広く写るぶん、余計なものも入りやすくなります。四隅まで確かめます。
- カメラを水平・垂直に保つ:建物の縦の線が倒れて見えないよう、水準器を使います(建物をまっすぐ撮るには?、水準器の表示)。
- 人物は画面の中央寄りに:画面の端ほど引き伸ばされて写りやすくなります。