多くのカメラには、撮影者名(アーティスト名)や著作権者名を、写真ファイルのExif(撮影情報)に自動で書き込む設定があります。一度入れておくと、その後に撮るすべての写真に名前が記録されます。写真の持ち主を示す手がかりにはなりますが、情報はソフトで簡単に消したり書きかえたりできるので、無断転載を防ぐ決め手にはなりません。
どこで設定する?
- メニューの「セットアップ」「ツール」などの中から、「著作権情報」「撮影者名」「著作者名」といった項目を探します(名前はメーカーや機種で違います)。
- 撮影者名・著作権者名をローマ字などで入力します。入力できる文字の種類と文字数は機種で決まっています。
- 「写真に付加する」などの項目をオンにします。
- 試しに1枚撮り、パソコンでファイルの詳細(プロパティ)を開いて記録されているか確かめます(Exifとは?)。
名前を入れるメリットと限界
メリット
- 撮った人が誰かを、写真ファイル自体に残せる
- 家族で同じ機種を使うときや、仕事で納品するときに区別しやすい
- 写真管理ソフトで撮影者ごとに検索できる
限界
- 編集ソフトや変換で消える・書きかえられる
- SNSによっては投稿時にExifを削除する
- 名前が入っていなくても、撮った人に著作権は生まれる(写真の著作権)
売る・譲る前には消す。カメラを手放すとき、著作権情報に本名が入ったままだと、次の持ち主が撮る写真にもあなたの名前が記録されてしまいます。設定のリセットや、著作権情報の削除をしてから手放しましょう(売る前の個人情報の消し方・設定のリセット)。
写真をネットに出すときに本名を出したくない場合は、ペンネームやローマ字の略称にしておくのも一つの方法です。位置情報も同じExifに入るため、あわせて確かめておくと安心です(位置情報から住所がわかる?)。