Q.138設定・機能

ブラケット撮影(露出・フォーカス)とは?

公開日  運営:カメラの疑問100運営事務局

ブラケット撮影は、明るさやピント位置などを少しずつずらしながら、自動で何枚か続けて撮る機能です。どの設定がよいか迷う場面で「あとで一番よいものを選ぶ」ために使います。代表的なのは、明るさをずらす露出ブラケットと、ピント位置をずらすフォーカスブラケットです。

主なブラケットの種類

種類ずらすもの主な使いどころ
露出ブラケット(AEB)明るさ(例:-1段・0・+1段)明暗差が大きい風景、HDR合成の素材(段とは?)
ホワイトバランスブラケット色味光源がはっきりしない室内(ホワイトバランス)
フォーカスブラケットピントの位置小さな物・虫・商品撮影の深度合成(被写界深度)
フラッシュブラケットフラッシュの光量日中シンクロや室内の人物

機種によって、どのブラケットがあるか、何枚・何段まで設定できるかが違います。取扱説明書で確かめてください。

露出ブラケットの使い方

  1. ドライブモードかメニューでブラケットを選び、枚数(例:3枚)とずらす幅(例:1段)を決めます。
  2. 連写にしておくと、シャッターボタンを押し続けるだけで全枚数が撮れます(ドライブモード)。
  3. 複数枚を合成してHDRにするなら、三脚で構図を固定すると重ねやすくなります(三脚の選び方)。

フォーカスブラケットと深度合成

近い物を大きく撮ると、ピントの合う範囲がとても浅くなります(マクロレンズ)。フォーカスブラケットでピント位置を少しずつずらして撮り、それらを合成すると、手前から奥までピントが合った1枚が作れます。これを深度合成といいます。カメラ内で合成できる機種と、パソコンのソフトで合成する方法があります。

  • 被写体もカメラも動かないことが前提です。三脚が基本です。
  • 風で揺れる花や動く虫では、合成の境目がずれやすくなります。
  • ずらす幅(ステップ)は細かいほど自然ですが、枚数が増えます。

迷ったら露出ブラケットで「明るい・ふつう・暗い」の3枚を撮っておけば、帰ってから選べます。カード容量の消費は増えるので、残り枚数も見ておきましょう(撮影可能枚数の計算)。

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