カタログの撮影可能枚数は、カメラ映像機器工業会(CIPA)の規格で決められた同じ条件で測った値で、機種どうしを比べるための目安です。測定では、一定の温度で、1枚ごとに間隔をあけて撮り、2回に1回フラッシュを光らせ、決まった回数ごとに電源を入れ直すなどの条件が決められています。実際の枚数は、連写の多さ、モニター表示の時間、寒さ、手ブレ補正、Wi-Fiなどの使い方で大きく変わります。
CIPAの測り方の主な条件
CIPAの電池寿命の測定方法について、デジカメ Watchの記事(2009年)では次のような条件が紹介されています。
- 温度23℃±2℃、湿度50%±20%の環境で測る
- 1枚ごとに30秒の間隔をあけて撮る
- 2回に1回、内蔵フラッシュをフル発光させる
- 撮影のたびにズームを望遠端と広角端の間で動かす
- 10枚撮るごとに電源を切り、入れ直す
規格は改定されることがあり、ファインダーを使う場合とモニターを使う場合の値を分けて載せている機種もあります。カタログの注記で条件を確かめてください。
実際の枚数が増える・減る理由
増えやすい
- 連写が多い(1枚あたりの電力が小さくなる)
- フラッシュを使わない
- 電源を入れたまま短時間に撮る
減りやすい
- 寒い場所(寒いとバッテリーが減る理由)
- 画面を見ながら構えている時間が長い
- 動画撮影、Wi-Fi・Bluetooth・GPSの使用
- バッテリーの劣化(バッテリーの寿命)
予備バッテリーは何個?
1日に撮る枚数と、カタログの値を比べて考えます。ただし実際の撮影では条件が違うため、自分の撮り方で1本あたり何枚撮れたかを一度確かめておくと確実です。旅行や行事など充電できない日が続くなら、余裕をもって用意しましょう(予備バッテリーは何個あればいい?)。USB給電に対応した機種なら、モバイルバッテリーから給電しながら撮れることもあります(USB充電・USB給電とは?)。
出典:デジカメ Watch「カシオEX-H10の『CIPA準拠1,000枚の撮影可能枚数』を検証してみた」(2009年11月5日)