絞り優先モード(A・Av)は、F値を自分で決めて、シャッタースピードはカメラに任せるモードです。背景をぼかしたいならF値を小さく、手前から奥までシャープにしたいなら大きくします。ボケや奥行きを自分で決めながら、明るさの失敗は少ないため、多くの場面で使いやすいモードです。暗い場所ではシャッタースピードが遅くなりやすいので、表示されるシャッタースピードを確かめるのが大事なポイントです。
使い方の手順
- モードダイヤルをA(Av)にする(撮影モードの違い)
- ダイヤルでF値を決めるぼかしたい→小さく、全体をシャープに→F8前後など(F値)。
- シャッタースピードの表示を見る手ブレ・被写体ブレしない速さか確かめます(手ブレの目安)。
- 遅すぎるならISO感度を上げるISOオートなら上限と低速限界を設定しておくと安心です(ISOオート)。
- 明るさは露出補正で調整(露出補正)
F値の決め方の目安
| 撮りたいもの | F値の考え方 |
|---|---|
| 人物・花で背景をぼかす | 開放付近 |
| スナップ・旅行 | 開放から少し絞った値(例:F4〜F5.6) |
| 風景・集合写真 | F8前後(被写界深度を広く) |
| 夜景の光条を出す | F8〜F11など、絞る(三脚を使う) |
F値の数値は目安です。どこまで絞れば必要な範囲にピントが合うかは被写界深度の計算で確かめられます。
暗い場所でF値を大きくすると、シャッタースピードが極端に遅くなり、ブレの原因になります。シャッタースピードの表示が点滅する、または遅すぎる値になっていないかを確かめてください。