初心者にフルサイズが「必要」とは限りません。背景を大きくぼかしたい、暗い場所での撮影が多い、大きくプリントしたい人にはフルサイズが向きますが、レンズを含めた重さと費用が増えがちです。軽さ・費用を重視する人、望遠で撮ることが多い人は、APS-Cやマイクロフォーサーズのほうが満足しやすいこともあります。「何を撮るか」と「持ち出せる重さ」で決めましょう。
フルサイズとAPS-Cの比較
| フルサイズ | APS-C | |
|---|---|---|
| センサーの大きさ | 約36×24mm | 約22.3×14.9〜23.5×15.7mm |
| 背景ボケ(同じ写る範囲・同じF値) | 大きい | フルサイズより小さい |
| 暗い場所 | 有利な傾向 | 機種・世代による |
| 望遠 | 同じ写る範囲には長いレンズが必要 | 約1.5〜1.6倍の範囲で写せる |
| レンズの大きさ・重さ | 大きくなりがち | 小さくまとめやすい |
| 費用 | 高くなりがち | 抑えやすい |
フルサイズが向く人
- 人物や料理で、背景を大きくぼかした写真を撮りたい
- 室内・夜景・星空など、暗い場所の撮影が多い
- 風景を大きくプリントしたい
- 将来もずっと使うレンズをそろえていきたい
APS-C・マイクロフォーサーズが向く人
- 軽さ・小ささを優先して、いつも持ち歩きたい
- 運動会・野鳥・スポーツなど望遠が中心
- カメラとレンズを合わせた予算を抑えたい
同じメーカーなら、APS-Cとフルサイズでマウントが共通のことがあります。APS-Cで始めて、フルサイズ用のレンズを少しずつそろえ、あとから本体だけフルサイズにする方法もあります(フルサイズ用レンズをAPS-C機に付けると?)。