ピント合わせの基本は、①主役のどこに合わせるかを決める ②止まっているか動いているかでAFモードを選ぶ ③合わせたい場所に合うAFエリアを選ぶの3つです。人物や動物ならカメラに近いほうの目、風景なら手前から3分の1あたり、小物なら見せたい部分が目安です。ピンボケは、合わせる場所のずれ、被写体の動き、手ブレ、最短撮影距離より近いことなどで起きます。
どこに合わせる?
| 被写体 | 合わせる場所の目安 |
|---|---|
| 人物・動物 | カメラに近いほうの目(瞳AF) |
| 集合写真 | 前から1/3くらいの列。少し絞って全員を範囲に入れる(集合写真) |
| 風景 | 手前から1/3くらいの位置、または過焦点距離(被写界深度) |
| 花・小物 | しべ、ロゴ、質感など見せたい部分 |
| 料理 | いちばんおいしそうに見せたい手前の部分 |
基本の手順
- AFモードを選ぶ止まっているものはAF-S(ワンショット)、動くものはAF-C(サーボ)(AF-S・AF-Cの違い)。
- AFエリアを選ぶ合わせたい場所が決まっていれば1点、動くものはゾーンや被写体認識(AFエリアの選び方)。
- シャッターボタンを半押しピントが合った表示(緑の枠や音)を確かめます。
- 必要ならフォーカスロック半押ししたまま構図を変えて撮ります。ただし近い距離で開放F値だと、構図を変えたときにピントがずれやすいので、AFポイントを動かすほうが確実です。
- 撮ったら拡大して確かめる再生画面で拡大し、合わせたい部分がシャープか確かめます。
ピンボケの原因と対策
- 背景に合ってしまう:AFエリアを狭くする、被写体認識を使う。
- 近すぎる:最短撮影距離より近いとピントが合いません(最短撮影距離)。
- 動いた:AF-Cにする、シャッタースピードを速くする(被写体ブレ)。
- 暗い・模様がない:AFが苦手な条件。明暗の境目に合わせる、AF補助光、MFを使う(マニュアルフォーカス)。
- 実は手ブレ:全体がぶれているなら手ブレです(手ブレを防ぐには?)。