Q.091撮影の基本(露出・ピント)

露出補正はいつ使う?

公開日  運営:カメラの疑問100運営事務局

露出補正は、カメラが自動で決めた明るさを、明るく(+)または暗く(-)ずらす機能です。カメラは画面の明るさを「標準的な明るさ」にそろえようとするため、雪や白い壁など白いものが多いと暗めに、黒いものが多いと明るめに写りがちです。そのずれを直したいとき、また好みの雰囲気にしたいときに使います。P・A・Sモードやオート系のモードで使え、多くのカメラで1/3段刻みで調整できます。

補正が必要になる理由

白いものが多いと暗く、黒いものが多いと明るく写りがち 雪景色そのまま:灰色っぽい +1〜+2補正:白く明るい 黒い被写体:明るく浮きがち カメラは画面全体を「中間の明るさ」に近づけようとするため、白は暗く・黒は明るく写りやすい(図はイメージ)
白いものが多いと暗く、黒いものが多いと明るく写りがち

カメラの露出計は、写る範囲の明るさを測り、平均的な明るさ(中間の灰色の明るさ)になるように露出を決めます。真っ白な雪原も真っ黒な車も、カメラにとっては「灰色にしたいもの」です。そのため、白いものは灰色っぽく暗く、黒いものは明るく写ってしまいます。

プラス補正・マイナス補正の使いどころ

プラス(明るく)
  • 雪景色、白い砂浜、白い花
  • 逆光の人物(顔が暗いとき)
  • 明るく軽やかな雰囲気にしたい料理・小物
  • 窓を背にした室内
マイナス(暗く)
  • 黒っぽい被写体、夜景
  • 夕焼け・朝焼けの色を濃く出したい
  • スポットライトの当たった舞台
  • 明るい空が白く飛んでしまうとき

使い方のコツ

  1. まず1枚撮って確かめるモニターの明るさだけでなく、ヒストグラムや白飛びの警告表示も見ます。
  2. 1/3〜1段ずつずらす大きく変えすぎず、少しずつ調整します。
  3. 撮り終わったら0に戻す補正したままだと、次の場面の写真がすべて明るすぎ・暗すぎになります。

マニュアル露出(M)でISO感度を固定しているときは、露出補正ダイヤルを回しても写る明るさは変わらないのがふつうです(ISOオートとの組み合わせでは補正が効く機種が多い)。くわしくはマニュアル露出はいつ使う?を参照してください。

同じ場面を補正量を変えて自動で何枚か撮る機能もあります(ブラケット撮影)。

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