マニュアルフォーカス(MF)は、AFが迷いやすい・狙った場所に合わない場面で使います。代表的なのは、星空・夜景、マクロ撮影、ガラスや柵越し、枝の奥の鳥、動画で決めた位置にピントを固定したいとき、オールドレンズです。ミラーレスでは、拡大表示と、ピントが合った輪郭に色を付けるピーキングを使うと正確に合わせられます。
MFが役に立つ場面
- 星空:明るい星を拡大表示して合わせます(星空の撮り方)。
- マクロ:被写界深度が浅く、AFが前後に迷いやすいとき(マクロレンズとは?)。
- ガラス・柵越し:AFが手前のガラスや柵に合ってしまうとき(水族館、動物園)。
- 置きピン:被写体が来る位置にあらかじめピントを合わせておく撮り方(スナップ、鉄道)。
- オールドレンズ・アダプター経由のレンズ(オールドレンズ)。
正確に合わせる手順
- フォーカスモードをMFにレンズのスイッチかカメラのメニューで切りかえます。
- 拡大表示する合わせたい部分を5倍・10倍などに拡大します。
- ピントリングを回すいったん行き過ぎてから戻すと、いちばんシャープな位置がわかりやすくなります。
- ピーキングで確かめる輪郭に色が付く部分がピントの合っている場所です。色や強さは変えられる機種が多いです。
AFで合わせたあと、ピントリングで微調整できる「AF+MF」「DMF」「フルタイムMF」などの機能もあります。呼び方と使い方は機種ごとに違います。
レンズの距離目盛りの「∞」の位置ちょうどで無限遠にピントが合うとは限りません。温度などでずれることもあるため、星などは必ず拡大して確かめましょう。