Q.047レンズの基礎と選び方

最短撮影距離とは?

公開日  運営:カメラの疑問100運営事務局

最短撮影距離は、そのレンズでピントが合う、いちばん近い距離です。注意したいのは、レンズの先からではなく、カメラのセンサー面(ボディの上にある「⦶」のような印の位置)から被写体までの距離で表されていることです。どれくらい大きく写せるかは、最大撮影倍率で比べると確実です。

最大撮影倍率が大きいほど、小さいものを大きく写せます。 0.25倍:約144×96mmが写る 0.5倍:約72×48mm 等倍(1.0倍):約36×24mm 35mmフルサイズの場合。同じ直径20mmの被写体が、倍率に比例して大きく写る
最大撮影倍率が大きいほど、小さいものを大きく写せます。

最短撮影距離と最大撮影倍率

用語意味
最短撮影距離センサー面から被写体までの、ピントが合う最短の距離
ワーキングディスタンスレンズの先から被写体までの距離。最短撮影距離より短い
最大撮影倍率最も近づいたときに、実物がセンサー上でどれくらいの大きさに写るか(1倍=等倍)

同じ最短撮影距離でも、焦点距離が長いほど大きく写ります。そのため、「どれだけ大きく写せるか」は最大撮影倍率で比べるのがわかりやすい方法です。

寄れるレンズを選ぶには

  • 仕様表の「最大撮影倍率」が大きいレンズを選びます。等倍(1倍)前後ならマクロレンズの領域です(マクロレンズ)。
  • 料理・小物・花を撮るなら、ほどほどに寄れるレンズでも十分なことがあります(料理・花)。
  • ズームレンズは、望遠側のほうが大きく写せることが多いです。

寄るほどピントの合う範囲が浅くなります(被写界深度)。写る範囲は写る範囲の計算で確かめられます。

↑