Q.093撮影の基本(露出・ピント)

ヒストグラムの見方は?

公開日  運営:カメラの疑問100運営事務局

ヒストグラムは、横軸が明るさ(左が暗い・右が明るい)、縦軸がその明るさの画素の量を表すグラフです。右端に山が張り付いていれば白飛び、左端に張り付いていれば黒つぶれしている部分があるサインです。「山が真ん中にあるのが正しい」わけではなく、雪景色なら右寄り、夜景なら左寄りがふつうです。モニターの見た目は周りの明るさで変わるので、ヒストグラムで確かめると失敗が減ります。

形の読み方

ヒストグラムの山の位置と写真の明るさの関係 ちょうどよい例両端に余裕がある 右端に張り付く白飛びがある 左端に張り付く黒つぶれがある 横軸:左が暗い〜右が明るい/縦軸:その明るさの画素の量
ヒストグラムの山の位置と写真の明るさの関係
形意味対応
右端に張り付く真っ白になって情報がない部分がある(白飛び)大事な部分なら露出を下げる
左端に張り付く真っ黒になって情報がない部分がある(黒つぶれ)大事な部分なら露出を上げる、明暗差を減らす
全体が左寄り暗めの写真夜景などは自然。暗すぎるなら+補正
全体が右寄り明るめの写真雪景色などは自然。明るすぎるなら-補正
両端に張り付く明暗差がカメラの記録できる幅を超えているどちらを優先するか決める、HDRやRAWを使う(白飛び・黒つぶれを防ぐには?)

RGBヒストグラム

赤・緑・青の色ごとのヒストグラムを表示できる機種もあります。全体では白飛びしていなくても、夕焼けの赤や花の色など、一つの色だけが右端に張り付いて色の階調が失われていることがあります。色の鮮やかな被写体では、RGB表示が役に立ちます。

撮影中に表示するには

多くのカメラは、撮影画面や再生画面の表示切りかえボタン(DISP・INFOなど)でヒストグラムを表示できます。白飛びの部分を点滅させる「ハイライト警告」とあわせて使うと便利です。

ヒストグラムはJPEGの仕上がりをもとに表示されることが多く、RAWにはもう少し余裕が残っている場合があります。

↑