Q.101撮影の基本(露出・ピント)

手ブレを防ぐには?シャッター速度の目安は?

公開日  運営:カメラの疑問100運営事務局

手ブレを防ぐ基本は、シャッタースピードを十分速くすることと、カメラをしっかり支えることです。手持ちの目安としてよく使われるのが「1/焦点距離(35mm判換算)秒より速く」という経験則です。暗くて速くできないときは、手ブレ補正、ISO感度を上げる、明るいレンズ、三脚や壁などで支えるを組み合わせます。

シャッタースピードの目安

35mm判換算の焦点距離目安(補正なし)補正4段のとき
24mm1/24秒より速く約0.7秒まで
50mm1/50秒より速く約1/3秒まで
100mm1/100秒より速く約1/6秒まで
200mm1/200秒より速く約1/13秒まで
400mm1/400秒より速く約1/25秒まで

経験則による計算上の目安です。画素数が多いカメラで等倍に拡大して見ると、この速さでもブレが見えることがあります。お使いの焦点距離での目安は手ブレしにくいシャッタースピードの目安で計算できます。

構え方で防ぐ

手ブレしにくい構え方のポイント 1左手のひらでレンズを下から支える 2右手はグリップを軽く握る 3脇をしめ、ひじを体につける 4ファインダーに顔を当てて3点で支える 5足を少し開き、シャッターはそっと押す
手ブレしにくい構え方のポイント
  • 脇をしめる:ひじを体につけて、腕を固定します。
  • 左手でレンズを下から支える:右手はグリップを軽く握り、カメラの重さは左手で受けます。
  • ファインダーをのぞく:顔にカメラを当てると、支える点が増えて安定します。
  • 足を開いて立つ:片足を少し前に出すと体が安定します。
  • シャッターボタンはそっと押す:押し込むときに力を入れるとカメラが動きます。
  • 息を止める・吐ききったところで押す:体の揺れが小さくなります。

くわしくはカメラの正しい構え方は?で説明しています。

設定と道具で防ぐ

  • 手ブレ補正をオンにする:ボディ内・レンズ内の補正を使います(手ブレ補正の違い)。
  • ISO感度を上げる:シャッタースピードを速くできます。ISOオートで「低速限界」(これより遅くしない速さ)を設定できる機種もあります(ISOオートの上手な設定)。
  • 明るいレンズを使う:F値が1段小さいと、シャッタースピードを1段速くできます。
  • 連写で撮る:数枚撮ると、そのうちブレの少ない1枚が得られることがあります。
  • 三脚・一脚、壁や手すりを使う:長い時間の露光では三脚が確実です(三脚の選び方)。三脚を使うときはセルフタイマーやリモコンでシャッターを切ると、押したときの揺れも防げます。

手ブレ補正やこれらの工夫でも、被写体が動くことで起きる被写体ブレは防げません。動く被写体は、シャッタースピードそのものを速くしてください(被写体ブレと手ブレの違い)。

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