白飛び・黒つぶれは、場面の明暗差が、カメラが一度に記録できる明るさの幅(ダイナミックレンジ)を超えたときに起きます。防ぐには、①何を優先するか決めて露出補正する ②Dレンジ補正やHDR機能を使う ③RAWで撮って後で調整する ④光の向きや時間を変えて明暗差を小さくするのが基本です。白く飛んだ部分は後から戻しにくいので、迷ったら明るい部分を優先するのが一般的なコツです。
まず確かめる
撮影後にヒストグラムや、白飛びの部分を点滅させる「ハイライト警告」で確かめます。モニターの見た目だけでは気づきにくいことがあります。
防ぐ方法
- 優先する部分を決める空の色を残したいのか、人物の顔を明るくしたいのかを決めます。
- 露出補正する白飛びしているならマイナス、黒つぶれしているならプラスに(露出補正)。
- カメラの機能を使う暗い部分を持ち上げる「Dレンジ補正」「アクティブD-ライティング」「オートライティングオプティマイザ」などや、明るさの違う写真を合成する「HDR」機能(Dレンジ補正・HDR)。
- RAWで撮るJPEGより明るさの情報が多く残るため、後で調整できる幅が広くなります(RAWとJPEG)。
- 光を足す・変える逆光の人物にはフラッシュやレフ板で光を足す、撮る向きや時間帯を変えるなど(逆光で人物を明るく撮るには?、レフ板の使い方)。
完全に真っ白・真っ黒になった部分には色や形の情報がないため、編集ソフトでも元には戻せません。特に白飛びは、撮る段階で防ぐのが大切です。