人物や風景をやわらかく撮りやすいのは、日の出のあとと日の入りの前の、太陽が低い時間帯です。光が斜めから当たって影が長くなり、色も暖かくなります。日の入りのあと、空にまだ青さが残る時間は、街の明かりと空を一緒に写す夜景に向きます。真昼の強い日差しは影が濃くなるため、人物なら日陰や曇りの日のやわらかい光を使うのも方法です。
時間帯ごとの光の特徴
| 時間帯 | 光の特徴 | 向いている写真 |
|---|---|---|
| 日の出前後・日の入り前後 | 低い角度、暖かい色、長い影 | 人物、風景、街並み |
| 日の入り後の空が青い時間 | 空が濃い青、街の明かりが灯る | 夜景、建物のライトアップ(夜景) |
| 日中(晴れ) | 強い光、濃い影、鮮やかな色 | 青空、海、建物(青空) |
| 曇りの日 | やわらかく影が少ない | 人物、花、料理、森 |
「ゴールデンアワー」「マジックアワー」「ブルーアワー」などの呼び名がありますが、どの時間を指すかは人や地域によって幅があります。季節と緯度によって、太陽の低い時間の長さも変わります。
日の出・日の入りの時刻を調べる
日の出・日の入り、月の出・月の入りの時刻は、国立天文台の暦計算室のウェブサイトなどで、場所と日付を指定して調べられます。撮影の30分〜1時間前には現地に着いて、構図を決めておくと慌てずに済みます。
朝夕の光は短時間で変わります。同じ場所で数分おきに撮ると、色の変化がよくわかります(夕焼けをきれいに撮るには?)。