測光モードは、画面のどこの明るさを測って露出を決めるかの設定です。評価(マルチ・分割)測光は画面全体を細かく分けて総合的に判断し、ふだんはこれで十分です。中央部重点平均測光は中央を重視して全体を平均し、スポット測光は画面のごく一部だけを測ります。逆光の人物やスポットライトの当たった舞台など、主役と背景の明るさが大きく違うときに切りかえると便利です。
測る範囲の違い
| モード | 測り方 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 評価(マルチ・分割)測光 | 画面を細かく分けて、明るさの分布や被写体を総合して判断 | ふだんの撮影ほぼすべて |
| 中央部重点平均測光 | 中央を重視しつつ全体を平均 | 主役を中央に置く撮影。結果を予測しやすい |
| スポット測光 | 画面のごく一部(数%)だけを測る | 逆光の顔、舞台の人物、月など、一部の明るさを合わせたいとき |
| ハイライト重点測光(一部の機種) | 明るい部分が白飛びしないように決める | ステージ、明るい部分を残したい場面 |
名前と細かい動きはメーカーによって違います。使用説明書の「測光モード」の項目で確かめてください。
スポット測光の使い方
- 測光モードをスポットにする機種によっては、測る位置がAFポイントに連動します。
- 明るさを合わせたい部分に重ねるたとえば逆光の人物なら顔に合わせます。
- 必要なら露出を固定(AEロック)して構図を決める測った明るさを保ったまま、構図を変えて撮ります。
スポット測光は「重ねた部分を中間の明るさにする」ので、白い服に合わせると暗く、黒い服に合わせると明るくなります。その場合は露出補正で調整します。