発表会やステージは、客席が暗く舞台だけが明るいため、カメラ任せだと人物が白く飛びやすくなります。露出補正をマイナス寄りにする(またはスポット測光)、ブレない程度のシャッタースピードを確保してISO感度を上げる、シャッター音を消すのが基本です。撮影可否やフラッシュ禁止など、主催者のルールが最優先です。
明るさの決め方
カメラは画面全体の明るさを平均しようとするため、暗い客席や背景につられて、照明の当たった人物が明るくなりすぎます(測光モード)。
ブレと暗さのバランス
| 場面 | 考え方 |
|---|---|
| ピアノ・合唱など動きが少ない | やや遅めのシャッタースピードでも止まりやすい。ISO感度を抑えられる |
| ダンス・劇 | 動きを止めるために速めのシャッタースピード。ISO感度は上がる(ISO感度) |
| レンズ | F値の小さい明るいレンズほど有利(明るいレンズ) |
ISO感度を上げるとノイズが増えますが、ブレた写真はあとから直せません。少しざらついても、止まっている写真を優先するのが失敗しにくい考え方です(ノイズ低減)。
会場でのマナー
- フラッシュは使わない:演者の妨げになり、遠いステージには光も届きません(フラッシュ禁止の場所)。
- シャッター音を消す:電子シャッターやサイレントモードを使います(静音撮影)。
- 液晶の明るさを下げる:後ろの席の人には画面の光がまぶしく見えます。ファインダーを使うのも有効です。
- 席を立たない・頭より上に構えない:撮影席が決められている場合はそれに従います。
照明がLEDの会場では、電子シャッターで撮ると縞模様やゆがみが出ることがあります(電子シャッター)。リハーサルなどで一度試せると安心です。