風景写真をきれいに撮るコツは、①朝夕など光のよい時間帯を選ぶ、②何を主役にするか決めて構図を整える、③F値を少し絞って手前から奥までシャープに写す、④水平をきちんととる、⑤手前に何かを入れて奥行きを出すの5つです。
1. 時間帯を選ぶ
日の出・日の入り前後は光が低く、色も温かく、地形や建物に陰影がついて立体的に見えます(ゴールデンアワー・ブルーアワー)。真昼は光が真上から当たり、平板な印象になりがちです。
2. 主役を決めて構図を整える
- 山・木・建物など、まず「何を見せたいか」を決めます。
- 地平線や水平線を画面の上か下の1/3に置くと、空か地面のどちらかを主役にできます(構図の基本)。
- 電線や看板など余計なものが入らない位置を探して歩きます。
3. 設定の考え方
| 項目 | 考え方 |
|---|---|
| 撮影モード | 絞り優先(絞り優先) |
| F値 | 少し絞る。絞りすぎると回折で逆に甘くなることがある(絞りの効果) |
| ISO感度 | できるだけ低く(ISO感度) |
| 明暗差 | 空が飛ぶなら露出補正をマイナスに、またはブラケット(露出補正・ブラケット撮影) |
4. 水平をとる
水平線が少し傾いているだけで、写真全体が不安定に見えます。カメラの水準器やグリッド線を表示しておきましょう(グリッド線・水準器)。
5. 手前に何かを入れる
手前に花や岩、道などを入れ、遠くの山を奥に置くと、写真に奥行きが生まれます。広角レンズほど手前のものが大きく写り、遠近感が強調されます(広角レンズ・遠近感)。