金網や柵を目立たなくするには、①レンズを網にできるだけ近づける、②望遠側でF値を小さく(開放付近に)する、③網と動物の距離があいている場所を選ぶ、④ピントを動物の目に合わせる(網に合わないようにする)の4つが効きます。網が大きくぼけて、ほとんど見えなくなります。
なぜ網が消えるのか
ピントを合わせた位置から大きく離れたものほど、強くぼけて形がわからなくなります。レンズのすぐ前にある網は、ピント位置(奥の動物)からとても離れているため、大きくぼけて薄いもやのようになります(被写界深度・ボケ)。
| 条件 | 網が消えやすい | 網が残りやすい |
|---|---|---|
| レンズと網の距離 | 近い | 遠い |
| F値 | 小さい | 大きい |
| 焦点距離 | 望遠 | 広角 |
| 網と動物の距離 | 遠い | 近い |
ガラス越しのとき
- レンズをガラスに近づけ、映り込みを減らします。ゴム製のフードを押し当てる方法もあります(レンズフード)。
- ガラスに対してまっすぐに構えます。斜めだとガラスの色やゆがみが出やすくなります。
- 黒っぽい服を着ると、自分の映り込みが目立ちにくくなります。
- フラッシュは使わない(ガラスで反射し、動物も驚かせます)。
網に近づくときは、柵を乗り越えたり、手やレンズを網の中に入れたりしてはいけません。園の決まりに従いましょう。水族館の撮り方は水族館で撮るコツを参考にしてください。