Q.032レンズの基礎と選び方

画角とは?広角・標準・望遠の境目は?

公開日  運営:カメラの疑問100運営事務局

画角は、カメラに写る範囲を角度で表したものです。焦点距離とセンサーの大きさで決まり、「2 × arctan(センサーの長さ ÷(2 × 焦点距離))」で計算できます。35mmフルサイズでは、焦点距離50mm前後(対角線の画角で約47°)が「標準」、それより短いと「広角」、長いと「望遠」と呼ばれるのが一般的ですが、境目に厳密な決まりはありません。

画角の3つの測り方

カタログでは多くの場合対角線の画角が書かれています。センサーの対角線で計算した角度です。ほかに、横幅で計算した水平画角、縦で計算した垂直画角があります。風景を横長に何度ぶん写せるかを知りたいときは、水平画角が役に立ちます。

焦点距離(フルサイズ)対角線水平垂直
16mm約107°約97°約74°
24mm約84°約74°約53°
35mm約63°約54°約38°
50mm約47°約40°約27°
85mm約29°約24°約16°
200mm約12°約10°約7°

センサーを36×24mm、無限遠にピントを合わせたときとして計算した値です。近くにピントを合わせると、多くのレンズで画角は少し狭くなります。

広角・標準・望遠の目安

焦点距離と画角の関係 24mm(約84°)広角 50mm(約47°)標準 135mm(約18°) 400mm(約6°) 35mmフルサイズでの対角線の画角。焦点距離が長いほど写る範囲は狭く、遠くのものが大きく写る
焦点距離と画角の関係

センサーが違うと画角も変わる

APS-Cやフォーサーズでは、同じ焦点距離でも画角が狭くなります。たとえばニコンDX(23.5×15.7mm)に35mmのレンズを付けると、対角線の画角は約44°で、フルサイズの50mmに近い範囲になります。お使いのカメラでの画角は画角の計算で確かめてください。

魚眼レンズは写し方(射影方式)が違うため、この式は当てはまりません(魚眼レンズはどんな写りになる?)。

↑