Q.039レンズの基礎と選び方

望遠レンズは何mmあれば足りる?

公開日  運営:カメラの疑問100運営事務局

必要な焦点距離は、被写体までの距離と、画面にどれくらいの大きさで写したいかで決まります。撮影倍率は「焦点距離 ÷(距離 − 焦点距離)」で、写る幅は「センサーの幅 ÷ 撮影倍率」で計算できます。たとえばフルサイズ・200mmで30m先を撮ると、写る範囲は横約5.4m×縦約3.6mです。被写体を大きく写したいほど、また遠いほど、長い焦点距離が必要です。

写る範囲を計算してみる

焦点距離(フルサイズ)10m先の写る範囲30m先の写る範囲50m先の写る範囲
70mm約5.1×3.4m約15.4×10.3m約25.7×17.1m
200mm約1.8×1.2m約5.4×3.6m約9.0×6.0m
300mm約1.2×0.8m約3.6×2.4m約6.0×4.0m
400mm約0.9×0.6m約2.7×1.8m約4.5×3.0m
600mm約0.6×0.4m約1.8×1.2m約3.0×2.0m

横位置・36×24mmのセンサーで、レンズを薄い1枚のレンズとみなして計算した値です。APS-Cなど小さいセンサーでは、写る範囲はさらに狭くなります。ほかの条件は写る範囲の計算で確かめてください。

被写体ごとの考え方

望遠ならではの注意点

  • 手ブレしやすい:シャッタースピードの目安は「1/換算焦点距離秒より速く」。手ブレ補正やISO感度で補います(手ブレを防ぐには?)。
  • 重い:長時間持つなら一脚も検討します(一脚はどんなときに使う?)。
  • 陽炎(かげろう):暑い日に遠くを撮ると、空気のゆらぎで像が揺れることがあります。
  • トリミングという選択肢:画素数に余裕があれば、少し短い焦点距離で撮って切り出す方法もあります(トリミング後の画素数の計算)。
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