Q.048レンズの基礎と選び方

ボケの大きさは何で決まる?

公開日  運営:カメラの疑問100運営事務局

背景のボケは、①F値が小さいほど ②焦点距離が長いほど ③被写体に近づくほど ④被写体と背景が離れているほど大きくなります。また、同じ写る範囲・同じF値なら、センサーが大きいほどボケは大きくなります。今のレンズのままでも、被写体に近づき、背景から離して、F値をいちばん小さくするだけでボケは大きく変わります。

ボケを決める要素

背景のボケを大きくする4つの要素 F値小さいほどF1.8 > F5.6 焦点距離長いほど85mm > 24mm 被写体に近いほど1m > 5m 背景が遠いほど背景まで10m > 1m 4つがそろうほど背景は大きくぼける。同じ写る範囲なら、センサーが大きいほどぼけやすい
背景のボケを大きくする4つの要素
要素ボケが大きくなる方向すぐできること
F値小さく絞り優先でいちばん小さいF値にする
焦点距離長くズームを望遠側にする
撮影距離近く被写体に近づく(最短撮影距離まで)
被写体と背景の距離離す壁から離れて立ってもらう、背景が遠くまで抜ける場所を選ぶ
センサーの大きさ大きく(同じ写る範囲のとき)カメラを選ぶときに考える

キットレンズでもぼかせる?

開放F値がF3.5〜5.6のキットレンズでも、望遠側にして、被写体に近づき、背景を遠くにすると、背景はかなりぼけます。花や小物、人物の上半身で試してみてください。それ以上ぼかしたい場合は、明るい単焦点レンズを検討します(明るいレンズとは?、最初の単焦点は何mm?)。

ボケと被写界深度の関係

ボケが大きいということは、ピントの合って見える範囲(被写界深度)が浅いということです。ピントが合う範囲を数字で確かめたいときは被写界深度の計算を使ってください(被写界深度とは?)。

ボケを大きくするほど、ピントの合う範囲は狭くなります。人物なら目、花ならしべなど、どこにピントを合わせるかを決めてから撮りましょう(瞳AF)。

ボケの形や質(玉ボケ、ボケ味)は玉ボケ・ボケ味とは?で説明しています。

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