マウントアダプターは、マウントの違うレンズをカメラに取り付けるための部品です。ミラーレスはマウント面からセンサーまでの距離(フランジバック)が短いものが多いので、アダプターを間にはさんで、それより長い距離のレンズ(一眼レフ用やフィルム時代のレンズなど)を付けられる組み合わせが多くあります。ただし、AF、手ブレ補正、絞りの制御、撮影情報の記録などが使えない、または遅くなることがあり、メーカーの保証の対象外になるのがふつうです。
付けられる組み合わせの考え方
レンズは、マウント面からセンサーまでが決まった距離になるように作られています。アダプターはその差を埋める「筒」なので、カメラ側のフランジバックがレンズ側より短いときに使えます。逆(カメラ側が長い)は、無限遠にピントが合わないなどの理由で、一般的には実用になりません。
アダプターの種類
| 種類 | できること | 注意点 |
|---|---|---|
| メーカー純正(同じメーカーの一眼レフ用→ミラーレス) | AF・絞り・手ブレ補正などが動く組み合わせが多い | 対応レンズの一覧を確かめる |
| 他社製の電子接点付き | 他社のレンズでAFや絞りを動かせることがある | 動作の速さや対応は組み合わせ次第。保証外 |
| 電子接点のない筒型 | マニュアルフォーカスで使う。オールドレンズ向け | カメラの設定で「レンズなしレリーズ」を許可する必要があることが多い |
使う前に確かめること
- 対応表:アダプターのメーカーが公開している、動作を確かめたレンズとカメラの一覧。
- 手ブレ補正:ボディ内手ブレ補正は、焦点距離を手入力すると効く機種があります(手ブレ補正の違い)。
- 重さとバランス:大きなレンズは、カメラのマウントに負担がかからないよう、レンズ側で支えます。
- 撮影情報:電子接点がないとF値やレンズ名がExifに記録されません(Exifとは?)。
古いレンズを楽しむ方法はオールドレンズとは?、マウントを乗り換えるときの考え方は他社のマウントに乗り換えるときの注意点で説明しています。