Q.173シーン別の撮り方

建物をまっすぐ撮るには?

公開日  運営:カメラの疑問100運営事務局

建物をまっすぐ撮るには、カメラを上に傾けず、前後も水平に保って撮るのが基本です。見上げると、建物の縦の線が上ですぼまり、後ろに倒れたように写ります。水準器で前後の傾きを確かめる、少し離れて撮る、余白をトリミングする、編集ソフトで補正する、などで対処できます。

カメラを傾けると、平行な縦の線が一点に向かって集まって写ります。 近くから(広角):差が大きい 離れて(望遠):差が小さい 同じ大きさの2つのものを、違う距離から撮ったときのイメージ
カメラを傾けると、平行な縦の線が一点に向かって集まって写ります。

なぜ傾いて写る?

カメラを上に向けると、建物の上の部分はカメラから遠く、下の部分は近くなります。遠いものほど小さく写るため、上がすぼまって見えます。センサーと建物の壁が平行なら、縦の線は平行のまま写ります(遠近感)。

対策

方法やり方
カメラを水平に電子水準器で前後の傾きを0にする(水準器)。建物の上が切れるなら次の方法へ
離れて撮る距離をとるほど見上げる角度が小さくなる。望遠気味にして構図を整える
広角で余白を残す水平に構えて広角で撮り、下の余計な部分をトリミング(トリミング)
編集で補正編集ソフトの「垂直補正」「台形補正」で直す。周りが少し切れる(編集の基本)
シフトレンズカメラを水平にしたまま写る範囲を上にずらせる専用レンズ(ティルト・シフトレンズ)

あえて見上げて、すぼまりを強調すると迫力が出ます。「中途半端に傾ける」のがいちばん不自然に見えるので、まっすぐにするか、大胆に傾けるか、どちらかに決めるのがコツです。広角レンズのタル型の歪みはレンズの歪みを参照してください。

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