野鳥は体が小さく、近づくと逃げてしまうため、長い焦点距離の望遠レンズがもっとも大切です。加えて、動く鳥を追えるAF(AF-C・追尾・動物検出)と、羽ばたきや枝の揺れを止める速めのシャッタースピードが必要になります。
どれくらいの焦点距離が要る?
小さな鳥を大きく写すには、かなり長い焦点距離が必要です。写る範囲は「距離 × センサーの幅 ÷ 焦点距離」で計算できます。写る範囲の計算で、鳥までの距離と焦点距離から、何cm四方が写るかを確かめられます。
- APS-Cやマイクロフォーサーズは、同じレンズでも狭い範囲(大きく)を写せます(換算焦点距離)。
- テレコンバーターで焦点距離を伸ばす方法もあります。F値が暗くなる点に注意(テレコンバーター)。
- 画素数に余裕があれば、トリミングで補う方法もあります(トリミング)。
設定の考え方
| 項目 | 考え方 |
|---|---|
| AF | AF-C。枝に止まる鳥はスポットや小さいエリアで目を狙う(AFエリア) |
| シャッタースピード | 止まっている鳥でも望遠では手ブレしやすい。飛ぶ鳥はさらに速く(手ブレの目安) |
| 撮影モード | マニュアル+ISOオートが使いやすい(ISOオート) |
| ドライブ | 連写(連写性能) |
観察・撮影のマナー
- 鳥が警戒して落ち着かなくなったら離れる。巣やヒナには近づかない。
- えさでおびき寄せる、音声で呼ぶ、枝を払うなど、鳥や環境に手を加えない。
- 私有地・立入禁止区域に入らない(撮影に許可が要る場所)。
- 人気の場所で三脚を広げて通路をふさがない(三脚のマナー)。