Q.154シーン別の撮り方

星の軌跡(光跡)を撮るには?

公開日  運営:カメラの疑問100運営事務局

星の軌跡は、カメラを三脚に固定し、同じ設定のまま短い露光の写真を連続で何十枚〜何百枚も撮り、比較明合成で重ねる方法が一般的です。1枚の長時間露光でも撮れますが、空が明るくなりすぎたり、ノイズが増えたりしやすいため、合成のほうが扱いやすくなります(比較明合成とは?)。

星は地球の自転で動いて見えます。止めて写すか、線として写すかで撮り方が変わります。 短い露光:星が点に写る 長い露光:地球の自転で線に伸びる
星は地球の自転で動いて見えます。止めて写すか、線として写すかで撮り方が変わります。

準備するもの

撮影の手順

  1. 明るいうちに場所と構図を決めます。北の空の北極星の近くを入れると星が円を描き、東や西の空では斜めの線になります。
  2. ピントはライブビューで明るい星を拡大し、MFで合わせます。合わせたらピントリングを動かさないようにします(マニュアルフォーカス)。
  3. マニュアル露出で、1枚の明るさを決めます(マニュアルモード・星空の撮り方)。
  4. インターバル撮影で、撮影の間隔をできるだけ短くして連続で撮ります。間があくと、合成したときに線が途切れて点線になります(インターバル撮影の計算)。
  5. パソコンの合成ソフトか、カメラ内の比較明合成で重ねます。

どれくらい撮ればいい?

星の動きは、全部の撮影時間の合計で決まります。撮影時間が長いほど、線が長くなります。必要な枚数は「撮影したい時間 ÷(1枚の露光時間+間隔)」で計算できます。

夜の山や海辺は足元が見えにくく、気温も下がります。一人で行かない、明るいうちに下見する、私有地や立入禁止の場所に入らない、などの安全とマナーを守りましょう(撮影に許可が要る場所)。

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