星の軌跡は、カメラを三脚に固定し、同じ設定のまま短い露光の写真を連続で何十枚〜何百枚も撮り、比較明合成で重ねる方法が一般的です。1枚の長時間露光でも撮れますが、空が明るくなりすぎたり、ノイズが増えたりしやすいため、合成のほうが扱いやすくなります(比較明合成とは?)。
準備するもの
- しっかりした三脚(三脚の選び方)
- インターバル撮影ができるカメラ、またはタイマー付きリモコン(リモコン)
- 予備バッテリー・モバイルバッテリー(寒いと減りが早い。寒さとバッテリー)
- レンズヒーターなど結露対策(結露)
- 空き容量の多いメモリーカード(カードの容量)
撮影の手順
- 明るいうちに場所と構図を決めます。北の空の北極星の近くを入れると星が円を描き、東や西の空では斜めの線になります。
- ピントはライブビューで明るい星を拡大し、MFで合わせます。合わせたらピントリングを動かさないようにします(マニュアルフォーカス)。
- マニュアル露出で、1枚の明るさを決めます(マニュアルモード・星空の撮り方)。
- インターバル撮影で、撮影の間隔をできるだけ短くして連続で撮ります。間があくと、合成したときに線が途切れて点線になります(インターバル撮影の計算)。
- パソコンの合成ソフトか、カメラ内の比較明合成で重ねます。
どれくらい撮ればいい?
星の動きは、全部の撮影時間の合計で決まります。撮影時間が長いほど、線が長くなります。必要な枚数は「撮影したい時間 ÷(1枚の露光時間+間隔)」で計算できます。
夜の山や海辺は足元が見えにくく、気温も下がります。一人で行かない、明るいうちに下見する、私有地や立入禁止の場所に入らない、などの安全とマナーを守りましょう(撮影に許可が要る場所)。